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ビッグ・アイ アートフェスティバル:光と影の芸術祭

角笛シルエット劇場 出演:劇団角笛

舞台いっぱいに光と影の美しい影絵人形劇

平成22年12月19日(日) 13:50~14:40 多目的ホール


楽しくも哀しい新美南吉の世界が影絵劇に!
最初、ステージに劇団角笛のお兄さんが登場し、影絵の仕組みを簡単に説明してくださいました。赤・青・緑の照明を人形に当てて、さまざまな色の影をつくることや両手を使ってキツネ・ハト・ネコのカタチを影でつくる手影絵など、興味深いお話ばかりでした。
次にいよいよ影絵劇「ごんぎつね」のはじまり。いたずらぎつねのゴンと猟師の兵十が織りなす叙情詩的なストーリーで、新美南吉の名作です。
スクリーンでは登場人物が影であらわされ、背景は赤・青・緑の照明を重ねたり、影をぼかして遠近をつけたりし、さまざまな印象を表現していました。特に兵十の母の葬式の場面では、舞台下手に本物の彼岸花も登場し、あざやかなシーンが演出されていました。


角笛のマスコット「クックちゃん」による童謡メドレー
引き続き、上演されたのは「つのぶえのうた」。マスコットのクックちゃんが数々の童謡をバックに躍動します。「いぬのおまわりさん」や「手をたたきましょう」、「ゆうやけこやけ」など、みんなが知っている歌ばかりで、会場の子ども達もクックちゃんと一緒に大合唱。
最後には、実際に、影絵の舞台をつくってくださったメンバーが登場。登場人物の人形を動かすメンバー、大きな木や家などセットの出し入れを担当するメンバー、いろんな色の照明を点けたり、消したりするメンバーと、たくさんのメンバーが影絵人形劇を支えてくださっていたことに驚きました。


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劇団角笛(げきだん・つのぶえ)
劇団角笛(げきだん・つのぶえ)
劇団角笛(げきだん・つのぶえ)

【プロフィール】
「影絵の幻想美を全国の子ども達に」の思いから、1963年に影絵人形劇の専門劇団として旗揚げ。創立以来、次世代を担う子ども達に「最高のもの」を贈り届けようと、影絵劇50作品以上を創りあげる。
「ないた赤あに」('69年)、「りゅうとびわ」('77年)、「伝兵衛と鹿」('84年)、「ごんぎつね」('93年)の4作品が東京都優秀児童演劇選定で優秀賞と厚生省中央児童福祉審議会特別推薦を受賞。
「角笛シルエット劇場」の名称で、海外・日本各地での公演を行い、観客動員数は年平均30万人を数える。


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