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アジア・アフリカ芸術祭

アジア&アフリカ伝統音楽祭”ROOTS”

サリヤ・カマラ ”リコスビー”

ホールいっぱいに集まった観客が期待に胸膨らませる中、この日最初に登場したのは、パーカッショニストのサリヤ・カマラさん率いる5人のメンバーたち。

優しい風が吹いてくるような、獣が身を潜めているような、静かな導入曲から始まり、日本では馴染み薄い打楽器ジェンベのリズムは徐々にヒートアップ。

昨日に引き続き、新倉壮朗さんも加わって、ステージ狭しと自由に踊りまわり演奏する姿に観客も大興奮。迫力満点の打楽器の音、声、リズム、激しい躍動、弾ける笑顔、手拍子、すべてが混ざり合って一体となり、熱く盛り上がったひとときでした。

オスマン・サンコン&島崎俊朗

アフリカン・ブリーズ

ギターと打楽器で演奏される、アフリカの祭りの曲をアレンジした”アフリカン・ブリーズ”のテーマソングの中、登場したオスマン・サンコンさんと島崎俊朗さん。
鮮やかな黄色の民族衣装のサンコンさんと、あの懐かしいアダモちゃんの衣装の島崎さんに、客席の期待はふくらみます。

「アダモちゃ~ん!アダモちゃ~ん!」とあちこちからの子供たちの声援にステージを歩き回って応えてくれる島崎さん自身は、冗談も悪ノリも手話に訳してしまう通訳さんに興味津々のご様子。楽しいお喋りの後はしっかりと音楽も聴かせてくれます。
キューバを流れる川の曲は明るく楽しく盛り上がり、人魚のことを歌ったガーナの曲は海をたゆたうような柔らかなメロディとハーモニーでしっとりと。

お待ちかねのクイズ大会では、アフリカの言語のお話から、サンコンさんの日本での失敗談まで、お二人の楽しい掛け合いに会場は大爆笑。
最後は、サンコンさんが幼い頃、母親に歌ってもらったというギニアの子守唄。ギターの美しい旋律とサンコンさんの優しい歌声は、私たちをサバンナの静かな夜の闇にいざなってくれました。そしてアンコールは、サッカーで有名になった「パッション」をアフリカン・ブリーズ・アレンジで。本当にあっという間に過ぎ去ったような、笑顔溢れる充実した楽しい時間でした。

ミン・ヨンチ韓楽団

韓国トップレベル、世界的にも有名なミン・ヨンチ&チャン・ジェヒョさんら韓楽団が、韓国の伝統的な楽器を演奏しながら、客席の間を登場してくると、会場の空気は一気にアジア。
賑やかでダイナミック、ときには厳かで切ないサムルノリに圧倒されているところに、華麗な衣装を身にまとった舞姫が登場。
サルプリと呼ばれる艶やかな伝統的舞踊に、力強い五面太鼓に、色彩豊かな衣装に、観客たちはすっかり魅了されました。

"真島茂樹のダンスショー"

あのマツケンサンバの振付師、真島さんがやってくるとあって、会場は登場前からなんだかそわそわ。
そしてついに華やかなピンク色の衣装で真島さんとダンサーのお二人が舞台に現れると、ホール全体が一気にハッピーでゴージャスな雰囲気に包まれます。
最初の曲「愛キラキラ」から会場は興奮の渦。ノリノリの手拍子と「マジー!!」というファンたちの掛け声の中、真島さんはステージから飛び出して、客席の間を踊り歌いながら笑顔を振りまいてくれます。あれだけ動き回っていながら息も上がらない、溌剌とした真島さんにみなさんもびっくり。

「花吹雪不夜恋」「宝島伝説~ワクワク愛の伝道師~」と聞覚えのある曲が続き、一緒になってに身体を動かす人たちがいたり、そのしなやかなダンスに釘付けになってうっとりと固まっている人たちがいたり。そして最後はもちろん、「マツケンサンバ II」。

「スタンドアップ!」というマジーの声で客席は立ち上がり、ダンスレッスンが始まりました。
真島先生のわかりやすく丁寧な指導のもと、ステップをふんだり、腕をまわしたり、それぞれに楽しくダンスを覚えていくみなさん。最後には音楽に合わせ、ステージに上がって一緒に踊ったり。みんなで踊る楽しさに満足感いっぱいの笑顔が溢れる、素晴らしいショーとなりました。

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