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タッチ・ザ・ワールド・フェスティバル

西城秀樹 アコーステックコンサート

「みんなの喜ぶ顔のために」会場が一体となったステージ

昨日は存分に家族サービスをしてきたのだという西城さんのステージは、周囲にいるすべての人を大切にしたいという思いがあふれるものでした。
青春時代によく歌った歌だという「stand by me」が演奏される時、「たとえ手拍子がバラバラでも会場が一体となった感覚が嬉しいんです。皆さんに参加してほしい」と声がかかると、会場からは割れんばかりの手拍子が起こりました。また「情熱の嵐」は、曲の合間に飛ぶ、「秀樹」というファンからの掛け声が特徴的に思いだされる名曲です。最初は恥ずかしそうだった観客も、「十代の頃の気持ちを思い出してください」との言葉に応えて少しずつ大きな声になり、西城さんがマイクを会場に向けると、身を乗り出して声援する女性もいました。

続いて、アップテンポな「ギャランドゥ」、切ないシャウトが印象的な「傷だらけのローラ」と、大ヒット曲が次々に演奏されると、観客は手を振ったり、感極まったように目をつむったりして、耳を澄ませています。
三年前に大きな病気をした西城さんは、リハビリをしながら「自分はみんなの喜ぶ表情が見たくて歌っているのだ」と気付いて、気持ちを新たにしたのだそうです。
アンコールは、誰一人知らない人のいない「YOUNG MAN」。
前奏が始まった途端、割れんばかりの拍手が起こりました。そして、「Y」「M」「C」「A」のパフォーマンスは、会場全員が参加して大きく盛り上がりました。当時と変わらない歌声に、年配の観客も青春時代に戻ったようでした。

西城秀樹(さいじょうひでき)
西城秀樹(さいじょうひでき)

【プロフィール】
1955年生まれ、広島県出身。恋する季節でデビューした後、たちまち国民的スターとなる。
1981年の香港コンサートを皮きりに、シンガポール、中国、韓国、台湾とアジア各国でコンサートを行うなど、国際的な人気を誇る。2003年に脳梗塞で倒れたが、懸命なリハビリで奇跡の復活を遂げ、2007年の日中国交正常化などを記念して開催された「第9回アジア国際芸術祭」にも出演するなど、ますますの活躍を続けている。


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