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タッチ・ザ・ワールド・フェスティバル

ステージプログラム 舞太鼓あすか組

力強さと優雅さをそなえた和太鼓の世界

突然、太鼓の響きと共に、客席通路に一人の奏者が現れました。太鼓を叩きながら場内を練り歩く姿に、観客のみなさんは驚いた様子でした。奏者がステージに上がると、篠笛が演奏に加わり、会場は祭囃子のような雰囲気に包まれました。
緞帳が上がり、いよいよ本編演奏の始まり。「爆竹」という曲で、5人の奏者の手と腕がまるで舞ってるかのような打ち姿でした。次にリーダーの飛鳥大五郎さんが尺八を吹きながら登場。太鼓の音にはない枯れた音で、日本の情緒を表現されていました。演奏後には和太鼓の歴史や材質、構造などをユーモアをまじえご説明くださいました。
最後には、重さ500kgもある大太鼓を中心に、勇壮な演奏が始まりました。大太鼓の地を這うような低い響きは、ほとんどの観客の方々が初体験だったようで、太鼓のリズムと打ち手の華麗なバチさばきに、うっとりと見入っておられました。

舞太鼓あすか組
舞太鼓あすか組

【プロフィール】
1990年、飛鳥大五郎により創設された和太鼓グループ。和太鼓の力強さに日本舞踊の持つ優雅なフォームを融合させたスタイルで、日本の美を再認識させる舞台を創作。アメリカ、フランス、オランダ、ロシア、エジプト、トルコ、台湾などの世界各地で演奏活動を行う。また、支援学校への訪問演奏や、海外遠征時の老人ホームへの慰問演奏も積極的に実施。大太鼓のソロ、力強い群奏、リズミカルな組太鼓、篠笛のほか、歌舞伎、能、狂言を取り入れた華やかな舞太鼓の世界は、その様式美と色彩で勇壮な中にも日本の情緒を豊かに表現している。


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