オープンカレッジ(ダンス・音楽・演劇)の発表
上手にできることよりも、とにかくチャレンジ!
音楽コース
音楽コース1音楽コースの発表は、福本淳さんの伴奏による「さとうきび畑」と「もみじ」。
音楽コース2さとうきび畑の歌は、ソロのパートと全員の合唱で構成されています。ソロを歌う参加者は、それぞれ緊張した面持ちながらも、しっかりとした音程で落ち着いて、歌声を披露。音楽コース3その間、ほかの参加者は歌詞の意味を確かめるように、しっかりと前を見詰めて、音に乗り、体を動かしていました。ワークショップで、いかに熱心に練習したかが伺えました。
もみじは、歌の一部が輪唱で演奏されていて、美しいハーモニーを奏でるものでした。
参加者のほとんどが歌詞を暗記して、歌の世界を表現し、オープンカレッジの練習の成果が十分発揮されていました。

ダンスコース
ダンスコース1ダンスコースでチャレンジしたのは、絵画や写真からイメージをふくらませて、ダンスで表現すること。
課題となった絵は、スキンヘッドの人達が集まっている写真、お月様、ピエロが風に載せて郵便を届けている絵の三枚。参加者のみなさんは、これらから感じ取ったことをダンスで表現したのだそうです。
参加者のみなさんの体の動きに合わせて、音楽をつけてくれたのは、民族打楽器奏者のひきたまさん。
ホースや太鼓などの素朴な楽器を使って、ダンスコース2柔らかい動きや軽やかで滑らかな動きを音で表してくださいました。参加者のみなさんがイキイキとしていて、体を使った表現の楽しさを実感していることがわかる発表会となりました。ダンスコース3

演劇コース
演劇コースの演目は宮沢賢治・原作の「どんぐりと山猫」。
主人公の一郎くんは山猫に会いに行くため、いろんな動物に道を尋ねます。翼をばたばたさせたフラミンゴ、ひらひらと飛ぶあひる、座り込んでもじもじした犬、くちばしで地面をつつく雀、翼を大きく広げた白鳥など、これらを参加者が演じました。参加者の思い思いの動きはすっかり楽しい動物の登場人物となっていました。演劇コース3
劇の途中には長いセリフもありましたが、参加者のみなさんはハキハキとした口調で名演技。
ラストシーンの「遠き山に日は落ちて」の合唱後、「ありがとう」から続く長いセリフを、すべての参加者が唱和して幕となりました。演劇コース2演劇コース1

講師紹介
音楽コース講師  福本 淳(ふくもと きよし)

先天性視覚障害のため、視力回復手術を試みるも、19才で全盲となる。1993年、大阪芸術大学演奏学科声楽科を卒業。その後、自作の曲を中心としたピアノの弾き語りによる演奏活動を展開。1994年、個人音楽スタジオ(福本ヒーリングスタジオ)を開設。自らの体験をもとに、「障害児(者)向け音楽教室」を実施、女性コーラス(生涯学習ルーム)の指導も行う。1998年ファーストCDアルバム「小さな出逢いから」を発売。2000年8月には長居スタジアムにてセレッソ大阪公式戦のオープニングアクトおよびハーフタイムショーに出演。現在、ピアノの弾き語りのみならず、バンドでのステージ、音楽教室での指導など、幅広く活躍中。

ダンスコース講師  宍戸 信子(ししど のぶこ)

様々な人との出会いの中で、音・動き・造形の総合的なあそびや表現活動の大切さを痛感。また障害児・者とのかかわりを広げる中で、すべての基本となる「からだ」を意識し、ムーブメントやダンスへの理解を深める。
「創造的な音と動きの教育」(ザルツブルグ・オルフ研究所)との出会いを機に、クリエイティブアート/コミュニティアートを学ぶ。子ども・おとな・保育者・障害の有無を超えて「誰でもみんなアーティスト!」に気づくワークショップ活動を展開。

ダンスコース講師  中西 恵子(なかにし けいこ)

版画や朗読をする一方で、身体を通しての感覚や表現の重要性に関心を持ち、様々なワークショップに参加。 宍戸に出会い「クリアルテ」として共に行動し、福祉作業所等でのコミュニケーションダンスのワークショップを行う。 障害者の人たちのアートサポートグループ「アートスペースひとの森」のスタッフとして活動。

演劇コース講師  深津篤史(ふかつ しげふみ)

1967年兵庫県生まれ。桃園会主宰
1998年「うちやまつり」で第42回岸田戯曲賞をはじめ、兵庫県芸術
奨励賞、飛田演劇賞快挙賞、1999年大阪市咲くやこの花賞を受賞。
外部での書きおろし、演出も多数をこなし、青森県舞台芸術学校主任講師等を務める。現在、大阪現代舞台芸術協会理事長、日本演出者協会関西ブロック幹事。


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