国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)

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国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)は、障がいのある方も、ない方も、
すべての人にご利用いただける施設です。障がい者が主役の芸術・文化・国際交流活動の機会を創出し、
障がい者の社会参加促進をめざします。施設内には、多目的ホールや研修室、宿泊室、レストランを備えています。

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ビッグ・アイリレーコラムVol.10 「『快適に、安全に』施設管理からのお話」:谷口 雅之

ビッグ・アイリレーコラムVol.10 「『快適に、安全に』施設管理からのお話」

業務課施設管理グループ 谷口 雅之

 今回、ビッグ・アイリレーコラムVol.10を執筆させていただきます業務課施設管理グループの谷口です。

 今回は、業務課施設管理グループの総勢6人で365日24時間休まず、ビッグ・アイが快適で安全な施設として、そして何より障がい者が快適に安心して利用できるよう施設の維持・運営に努めているお話をさせていただきます。

【日常の点検と確認】
 ビッグ・アイは敷地面積4,900㎡、延べ床面積12,000㎡、地下1階、地上3階建ての建物です。私たちは毎朝、電気、ガス、地域冷暖房、水道水、雨水のメーターの検針を行い一日の使用量を計測し日々の変化を確認します。次に受変電設備点検、防災センター、機械室1、2、3にある制御盤と空調機の点検、各照明の球切れ、各所の電圧値、電流値を計測します。
 点検は計器の計測の他、目で見て外観検査、耳で音を聞いて異音がないか、鼻で異臭がないか、手で触れて異常温度、振動ないかを確認を行っています。
 これらの点検箇所は日々の「点検と確認」だけでも188ヵ所、そして週単位は3カ所、月単位は10カ所、2ヵ月単位が1カ所、6ヵ月単位が7ヵ所に及び、定められた「点検と確認」だけでも209ヵ所になります。
 また、ビッグ・アイは単一の用途の建物ではなくホール、研修室、宿泊室、レストランと用途は多岐にわたり、「点検と確認」する内容は多種多様になっています。それは宿泊室の小さな電球から、多大な電力が必要な舞台動力電源まで及びます。
 昨今は多くの施設で障がい者の利用に気配りをされていることと思いますが、ビッグ・アイでは様々な障がい種別を想定し、「点検と確認」を行っています。
 例えば、建物の経年によって生じる1cmにも満たない床面の段差や隙間、傾斜がないか。通常では気にも留めない不要な物が置かれていないか、または備品等の移動されていないか。車いす利用者の頭の高さを想定し障害物はないか。なども欠かさず、館の状況を常に把握することに努めています。
 私たち施設管理グールプは、施設の維持管理に努めることは言うまでもありませんが、すべての方に快適に、そして安心してご利用をしていただくために、「気配り」を重視した「点検と確認」を心掛けています。

【空調】
 ビッグ・アイの空調は地域冷暖房システムとビッグ・アイ独自のセントラル空調システムの両方をミックスして行っています。そのミックスの調整は自動で行われるものではなく、すべて手動操作で行います。
 この操作は、多目的ホールの利用がある日など、多くの方がビッグ・アイを訪れる日や、極めて「暑い日」「寒い日」は1日中、中央監視装置(フロントのバックヤード)の画面を注視し、最も調整が難しい時間帯では、約10分単位ごとに調整しています。
 この調整には、1年を通した経験が不可欠で、新しく仲間に加わったスタッフにとっては極めて高い緊張感が伴う操作となります。
 ここに来て、快適な空調を保つには非常に難しくなってきています。それは新型コロナ感染症の拡大防止のための換気。その一方、昨今の夏は35度を超える猛暑日が続くことから熱中症への対策も必要です。このふたつの空調調整は相反することを行うことになります。また、施設管理を担当する立場としては、電力消費量への気遣いも重要です。
 ご存じの方もおられると思いますが、地域冷暖房も独自の空調を稼働させる電力も契約容量が契約(デマンド契約)において定められており、契約容量を超えて稼働させると、基本契約料金の値上げというペナルティーがあります。
 最優先すべきことは、利用者が快適かつ安心にご利用いただけることですが、私たちの日々の努力で快適性と経費抑制の両立を達成でき、施設全体の健全な運営に寄与しています。

【省エネ】
 省エネは現在、施設を運営において、欠かすことができない観点です。ビッグ・アイは省エネ設備として、雨水ろ過装置と温水ソーラーシステムが備わっています。
 雨水ろ過装置は屋上より雨水を取り入れ、次亜塩素酸ソーダを添加し、ろ過処理した水をトイレで使用し水道水の使用量を削減しています。
 ソーラーシステムは二重になっている配管の中の水を太陽熱で温め、温水ボイラーの補助として給湯に使用し、ガス使用量を削減しています。
 私たちのグループは、省エネの取組みとして、グループ自身が行うこまめな節電や節電計画を立て他グループのスタッフにも協力をお願いしたり、館内照明のLED化や消費電力が少ない設備への更新の提案などを行い、省エネにも力を注いでいるところです。

【快適な利用のために、ほかにもたくさん】
 ビッグ・アイは宿泊室を有していることから、24時間稼働する施設です。宿泊室は35室と小さなホテルのため、夜間はフロントスタッフ、夜間警備と3人の体制となります。そのため、夜間は電話の応対、宿泊者からの要望への対応など、施設管理以外の業務もフロントスタッフと協力し、利用者への様々サービスも行っています。
 稀ではありますが、客室で転倒された方への介助などを行うこともあります。
 また、障がい者のご利用を想定し、ビッグ・アイの研修室は、事前にお伺いした配置図のとおり設営するサービスをすべての利用者に提供しています。
 多くの場合は、フロントスタッフと協力し出勤者が多い昼間に行いますが、利用時間帯の都合上、夜間に行うとき一人で行わなければならないこと多々あります。
 これも、障がい者を中心とする机やいすの移動などが困難な方に対して、快適な利用と事故の防止につながっている業務です。
 つまり、ビッグ・アイを利用されるすべての利用者に「快適」と「安心」をお届けすることが私たち施設管理グループの仕事と考えています。

 私は某大学工学部金属工学科を卒業し、58歳まで金属加工などの「モノづくり」に携わってきました。そして、62歳からビッグ・アイでお世話になり、今年で既に70歳を迎えることとなりましたが、このビッグ・アイでの仕事が私の「仕事」としての集大成であると考えています。
 これまでの職場では、「福祉」という言葉を気にするようなことはありませんでしたが、ビッグ・アイで様々な方に配慮する社会貢献事業に微力ながら携われたことが、私の「仕事」人生の中において、確実に、たいへん誇らしく思うことのひとつになりました。

 最後に一言 「まだまだ、働きますよ!」

 次回はレストラン「ぐらん・じゅ」の巽香織さんと植田彩さんの二人にビッグ・アイの食事についてお話いただきます。

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